

私がこの1か月間に会った職人さん達は、みなプロとして素晴しい仕事をしてくれたと思う。
ほぼ1日で壁や床、システムキッチンを解体していった人がいる。重い家具をあっちへこっちへ動かしてくれた人がいる。木とコンクリート(?)で、この部屋の極端な凸凹をシンプルな直線と平面に仕上げてくれた人がいる。床全面に整然と板を貼ってくれた人がいる。美しいAVボードと揃いのコンソールテーブルを作ってくれた人がいる。壁面と天井に、一寸のヨレもなく壁紙を貼ってくれた人がいる。さぞ複雑だったであろう照明の配線を仕上げてくれた人がいる。大理石を研磨し、壁に一つずつ貼ってくれた人がいる。埃だらけだった部屋をピカピカに磨いてくれた人がいる。工事中についた壁や床の僅かな傷(その前に私達がつけた傷まで!)を見事に修復してくれた人がいる。
引渡しの日、工事に携わってくれた人数は30人近かったことを教えてもらった。お世話になったこの人達には労いの言葉をかけるチャンスもなかったが、彼らはまたどこかの現場で、プロとしての仕事に黙々と精を出していることだろう。あー、めちゃくちゃかっこいい。
そしてもちろん、センス良く綿密なデザインをしてくれたY女史と、我が家に足繁く通って、図面通り、納期通りの工事を完了させてくれたK君には、感謝の言葉も見つからない。プロフェッショナル達が仕上げてくれた素敵な空間に恥じないよう、部屋を飾り、人を招き、心を込めて料理をし、豊かな気持ちで過ごしていけたらと心から願う。

